電脳コイル (4)
- 作者: 宮村優子,押山清高,磯光雄
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/04/16
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
さて、ではノベル版電脳コイルはといえばこれまた素晴らしいと言うしかない。再三になるがガジェットとストーリー優先でアニメ版では描ききれなかった、登場人物の内面や側面をとても丁寧に描き出している。特に4巻ではマイコ先生の表現の変化が顕著。ただのおとぼけ先生ではなく、信念を持って子どもに接する大人として描かれている。また、個人的にはガチャギリとナメッチの掘り下げが印象深い。アニメ版では中盤以降モブだったのに。
それと、高度な電脳メガネ遣いになるには、それ相応の体力や瞬発力が必要というアイデアはアニメ版では描き切れなかったんだろうな。アニメ版でもよく走り回っていたけど、メガビーを安定して撃つのには下半身が重要とか面白かったな。