コッペとBB団 その3

コッペとBB団 その3 (ファミ通文庫)

コッペとBB団 その3 (ファミ通文庫)

2年振りの新刊「コッペとBB団」がこの3巻でまさかの完結。コッペちゃんはじめ、悪の秘密結社BB団のほのぼの優しい空気が大好きなシリーズだったのに残念。でも、回収してない伏線もあることだし、再開希望ですよ! ところで「コッペとBB団」は、FBonlineで連載してたんですね。FBonlineで評価がいまいちだったのかなあ? や、そもそもチェックしていなかった僕も反省。
さて、お話はBB団本部の隠し部屋から、コッペと同じ技術でできた「家族」が段々と発見されながら、正義の悪ガキヒーローとの戦いを通して絆を強くしていくってあらすじ。まあ、お話としちゃどうってことないんだけど、田口仙年堂の優しさフィルターがうまくかかってて、読んでいるとほのぼのしてきますね。読書の箸休めや、僕の場合はリハビリにぴったりでした。この著者の優しい筆致には、はまってしまったので、既刊14巻にひるんだ「吉永さん家のガーゴイル」にも挑戦しようかな。