ベン・トー サバの味噌煮290円

小説を読んで本気で笑ったのは本当に久しぶり。スーパー閉店間際の半額弁当を己のプライドと全身全霊の力をかけて争うなんてバカな設定をよくぞ考えたものだとまずは関心しきり。そして、文章全体から醸し出されるギャグのセンスには脱帽、や、ツボった(笑)アサウラ先生の作品は初めて読んだのだけれど、無駄に文章力があるだけ破壊力抜群。もうこれは、続編買うしかないっしょ!
それにしても、実際に半額弁当なんて存在するのかしら? 今度、深夜25時まで営業しているスーパーにちょっくら寄ってみようかな。所詮いっかいの豚であるぼくとしては、血で血を洗う半額弁当争奪戦が繰り広げられていないことを祈って。
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