神の鉄槌

神の鉄槌 (ハヤカワ文庫SF)神の鉄槌 (ハヤカワ文庫SF)
Arthur C. Clarke 小隅黎 岡田靖

早川書房 1998-06

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再読。とはいっても中学生の時以来です。クラークは『悠久の銀河帝国』を同じ時期に読んだんですが、第二章で意味不明に(笑)。こりずに、表紙の格好よさで選んだのが本書の海外SFノヴェルズ版。「ディープ・インパクト」の原案にもなりましたね。でも、再読するまで内容を覚えてなかったです^^;
とはいっても、大まかなあらすじは帯に書いてあるとおり。隕石の落下阻止作戦とその顛末なんてひどくあっさりしたもので、あとはいつものクラーク未来小説。淡々と細かいネタを挟んでいて、これは水増しだと思われる方がいても納得。本書は『楽園の泉』以上にクラークが好きか嫌いか分かれると思います。でも私は好きだなあ。
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