ノーライフキング

ノーライフキング (河出文庫 い 18-1)ノーライフキング (河出文庫 い 18-1)
いとうせいこう

河出書房新社 2008-08-04
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伝説的な本が再版となたと聞いて、読んでみました。でも困ったなあ、私もぎりぎりファミコン世代のはずなんだけど、この小説は理解できないなあ。ひとえに私がファミコンを持っていなかったというのもあるし、なによりも私の周りでは小説の中のような子供たちの噂の連鎖って感じられなかったのよね。いえ、もしかしなくてもそれは、ただ単に私がそういうことに疎かっただけかもしれませんが……。
なんかピンとこなくて感想を回っていたら、id:yamaYamaさんの感想で私がどこを読み逃していたのか思い知らされましたよ。

ある者は閉じこもることを選び、ある者は自爆し、主人公のまことはリアルなフィールドで今も戦っているわけで、道具立てはともかく、子どもたちが普通に大人になっていく話だなあと思った。
子どもの世界.. かな

うんうん。この作品が少なくとも私の中で現在と繋がっているところって、こういう点なのかなあと。なんかべたべたな結論だけど、香山リカの解説もしょんぼりだったし、これでいいかな?
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