鈴木先生 (3)

鈴木先生(3) (アクションコミックス)

鈴木先生(3) (アクションコミックス)

過剰な心理描写が悪い言い方をすれば胸糞悪くて、昼食時だというのに食欲を失った。これまでは鈴木先生の内面描写が過剰だったのに対し、2巻から続く「@恋の嵐」と「@恋の終わり」は、生徒の描写までも更に一段と踏み込んでいるため胸糞悪い。読みながら、「やめろ、それ以上はいけない!」と何度思ったことか。それなのに、自らのエゴや逆切れで暴走し続ける子ども達。中学生ってこんなに残酷で繊細だったっけか?ドロップアウトしてしまった自分には見えなかった世界なのかもしれない。でも、こんな中学生活は嫌だ
それにしても最後の鈴木先生の独白

オレはもう逝ってもいいぜ!

には不覚にも笑ってしまった。この変態め! 4巻が出ているようなので早く買ってこよう。