生徒会の一存

美少女ゲームを嗜まない程不健全な男子たるので、如何せんライトノベルも美少女者には食指が伸びず。しかし、食わず嫌いはもったいないので評判がなかなかよさげだった本書をチョイス。選択理由は簡単で、美少女4人とハーレム願望男1人が生徒会室でただくっちゃべってるだけという設定に惹かれたから。
でまあ読んでみたけど、確かに生徒会室だけでポンポン進むおバカな会話劇は面白いっちゃ面白いし、ヒロインみんな可愛いいい子なのでこれはこれでいいんでないですか。ただちょっと、僕の持論として萌えって行間にあると思ってるんですが、この作品懇切丁寧にその辺説明してくれちゃうんですよね。ヒロインがいい子なのは分かるから、それをいちいち解説してくれんでもいいよ、みたいな。
ただ、僕がこういう作品を読みなれてないってのも大きいかな。この甘〜い文章が好きな方にはたまらんのでしょう。結論としては、いきなりレベルの高いものには手を出すなというありきたりなものでして。今回はごめんなさいと。ここは、『とらドラ!』あたりからあたるのが順当かな?


追記:他の方の感想を読んで気が付いたけど、僕がこの作品を楽しめなかったのって「萌えなかった」以上に「笑えなかった」からなんだな。