私と月につきあって

私と月につきあって―ロケットガール〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)

私と月につきあって―ロケットガール〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)

いくらあとがきで弁明されても、「野尻先生はフランス人がお嫌いかしらん」と思っちゃうって(笑)。そんなフランス娘達と月まで行くミッションに参加する日本の女子高生3人組。や、冒頭本文で突っ込んでるとおり、この3人はもう(未だかつて)女子高生じゃないけど。
いやあ、低軌道での実績上げたら「月」でしょ月。なんだかリアルな世間も日本と中国と欧州と諸々で月探査レースが始まったじゃないですか。ロケットガールは月に行きます。有人月飛行です。ついでに、有人月面着陸です。どれもこれも危なっかしいったらありゃしない。ライトノベルだからか軽く書かれてるけど、「それ死んじゃうから!」ってレベル。宇宙ヤバイ。そんな無茶苦茶を、軽〜くこなしてるように書いといて、その実ものいっそ計算式に忠実に書いてるのが野尻抱介氏なんですよね。そこにしびれるあこがれるんですよ!
なんと8月には待望の第4巻『魔法使いとランデヴー』が発売決定!
■⇒魔法使いとランデヴー: 文庫: 野尻抱介 | 角川書店・角川グループ

国際宇宙ステーション建設のサポート任務に就いていた森田ゆかりたちは今日も今日とて、ミッションをさっさとこなし、ISSで一休み。そこへやってきたのは、中国の有人宇宙船“神舟”。だがどうにも様子がおかしい

ISS国際宇宙ステーション)」に「神舟」ですかあ。ロケットガールも2007年ですね。でもきっと、そのちょっと先の未来が見せてくれるでしょう。